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アルルカン 色のこだわり

アルルカンの配色、どのように考えているのか良くご質問をいただきます。
基本はインスピレーションを大切に、頭に浮かんだイメージ通りに宝石の色に置き換えるということ。

国とか色のイメージを思い浮かべたら、まずはたくさんの色のルースを用意。

例えばピンク色だけでもサファイア、トルマリン、モルガナイト、ローズクォーツ、トパーズ、ルベライト、スピネル・・・と沢山の種類があって、ピンクサファイアなんかは濃い色から薄い色まで10種類以上のバリエーションがあるんです。

それぞれに違う色や輝きの強さをもっているから、絵の具や色鉛筆ではとうてい表現できない。だから実際に宝石の色で選ばないと、この微妙な色加減は生み出せないのです。

こんなにたくさんの宝石を集めて、実際に見ながら考えるなんて贅沢、普通はできません。宝石の卸を40年以上に渡って行っているベーネだから出来る、本当に特別なこと。この恵まれた環境で考えることが出来るなんて、デザイナーとしてとても幸せ。ベーネのデザインをしていなかったら、一生できないことかも知れません。

さて、たくさんの色を集めたら、その中からこれだ!とひらめいた色を何色か選んで並べてみます。

大体ここで色のイメージの80%位は完成。

あとは少し赤が多いから減らそうかなとか、グリーンのトーンをもう少し抑えようかなとか、
微調整をしながらイメージにどんどん近づけていきます。同じような色でも、宝石の種類によって輝き方の強弱とか、色のトーンが違うので、何度か並べ替えながら慎重に色を決めていきます。

イメージ通りの色になったら、職人さん用の指示書を作成。どこにどの宝石を留めるかの図を作ります。
これがなかなか大変。6色くらいから多いものは10色くらい使っているのでとても細かいのです。

こんなに色々な種類の宝石を使っているから、用意をするルースの担当も、作ってくださる職人さんも大変。
宝石の種類によって硬度が違うから留めるときの力加減を調節、しかも厚みも違うから、枠の微調整も必要です。だけどこの大変が素敵なジュエリーを生み出すのですよね。

石留めが終わってサンプルが仕上がってきたら、実際の仕上がりでも色のイメージが変わっていないかチェックします。ベースとなる地金の色が組み合わさるので、頭に描いていたイメージと違ってしまった場合は色を変えたり、作り直したりもします。

パヴェにセッティングされることで光の反射具合などが変わるから、色の出方がイメージと変わってしまうことがあります。だからこの最後の微調整はとても重要なんです。

そしてとうとう完成!
他のジュエリーの何倍も手間隙がかかりますが、その分完成したときは感動もひとしお。

まだまだ新色を考えたいと思っていますので、ご期待ください。ジュエリーで旅をしたい場所のリクエストなどもお気軽にお寄せくださいね。

デザイナー たかね

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