オーセンティックとはこういうことを言うのだろうか。
いつも変わらず、ずっとそこにある。
なんだかつい手にとってしまいたくなる安定感。
"千の"という意味を持つミル。
千もは無いけど、細かな細かな爪の連続で石を留めたものがミルセッティング。
爪留めに比べて、根気と技術を必要とする高度なセッティングです。
その光の粒が次々と取り巻いているので、煌めきのなかに、また煌めきがある。
ただのダイヤモンドのストレートリングとは一線を画す佇まいを持ちます。
繊細な細めのリングですが、実に使い勝手のいいデザインです。
ボリューム１本のリングもそれはそれで迫力があって素敵ですが、このリングは繊細だから自由自在に他のリングとコーディネートが楽しめる。
例えば同じデザインをもう1本重ねて顔を変えてみる、手持ちのリングと合わせて重ね着けしてみる。
自分らしい手元を自在に作ることができるんです。
そして、アンティークなミル留めを施したデザインはストレートリングに比べて、もう"一細工"加えているので１本だけで身に着けても存在感があります。