ロシアの自然をイメージして色を集める

旅のテーマは「ロシア」冷たい氷と光の融合「エルミタージュ」の言葉に象徴されるロシア。ブルーとグリーンをメインに雪や氷の輝きをラブラドライトで添えました。

ブルーはバルト海やバイカル湖、雪景色映える空の色、白夜の空の色をイメージしたタンザナイト、エメラルドは針葉樹の森。ロシアの自然をイメージして色を集めていきました。

ブルーは3種類を使って、雪と氷に閉ざされた深いブルーや、
短い夏の爽やかな水辺を季節の変化と共に印象に残る様々なブルーを表現しました。

ブルーの濃淡だけでは、ロシアという国ならではの奥行きや深みが感じられないので、エメラルドやラブラドライトといった柔らかく輝く宝石をミックスさせて極寒のロシアという地のならではの自然を描き出しました。

同じブルーやグリーンでも少し色や輝きが違うと全体の印象が変わってしまいます。たとえばグリーン。グリーンガーネットのように黄みが強く彩度が明るいものより、このイメージに合うのは青みがかった緑のエメラルドや凛としたグリーンサファイア。だから、どの宝石を選ぶのかも、とても重要。

白夜の神秘的な雰囲気、雪けぶる風景は手元にすると、クールなほどに知的。

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