このペンダントのモチーフはアルハンブラ宮殿の天井にほどこされたアラベスク模様。
ムカルナスは鍾乳石飾りの天井装飾を意味するアラビア語で、窪みのような要素が層を成して並んだ立体的な建築装飾。アルハンブラ宮殿のハイライトともいうべき装飾です。
その窪みのような要素が層を成すことで生まれる陰影の美しさをジュエリーという小さな世界にとじこめました。
輪郭のメタル部分にのみ、マットな艶消しのテクスチャーをほどこし、他はシャイニーな艶感。
ダイヤモンドがきらめきやきらめくメタルとのコントラストによって奥行きある重厚で豊かな表情を生み出しています。
この陰影が、着けた時に胸元で立体感をうみジュエリースタイルを美しく見せる。

輪郭の艶消し部分にもアラベスク文様を掘り込み「見られるアイテム」であるペンダントを意識した作り。左右対称というシンメトリーな安定感は、どんなスタイルにもシックにはまるから手に取る回数が増えそう。どこからみても美しいから、チェーンを長くして着けるのもエレガントです。