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特集「パライバトルマリン」へ
他の追随を許さない、人気も知名度もNo.1の稀少石
1987年にブラジルの北東部、パライバ州ペグマタイト鉱山で産出されたパライバトルマリン。世界の宝石マーケットにデビューしたのは、その2年後1989年のこと。これまでに例を見ない色調のトルマリンの登場は、大きな話題を呼びました。
パライバトルマリンを日本ではじめて紹介したのが、ベーネの会長でありルースバイヤーの水村。本格的な採掘が始まる前から、このエレクトリックブルーに輝くトルマリンに惚れ込んだ水村は、まだパライバの名が知られる前から、独自の輸入ルートを確立しました。
パライバはトルマリンの中の王様的存在。価格も、希少性も、知名度も、はるかに他の種類を抜きん出ています。銅による独特なネオンブルーの輝きは、登場から20年以上経った現在も不動の人気を誇ります。白熱灯の下ではまるで色が変わったかのように、別の様相を呈する魅惑のブルーグリーンは見る人をいつまでも飽きさせない魅力を持っています。
ベーネ・ベーネのジュエリーに使用している主な産地は南米・ブラジル産。一部でアフリカ・モザンビーク産も使用しています。ブラジル産の良い状態の原石・ルースは減少の一途をたどっておりパライバトルマリンの価格は高騰し続けています。
アフリカ産が発見された当初は、ブラジル産よりも安価ではありましたが現状はクリアで色の強い物が非常に少なくなってきておりアフリカ産の色良し(ブラジル産の色良しよりも数段薄い)も年々貴重となってきています。