ちいさなカケラ、から生まれたデザイン。
ベーネの大事なデザインソースのひとつ「水」。
その中でも、しずくという水の形にベーネはとても女性性を感じるのです。
たっぷりの水分、その重さでぷっくりと、しっとりと垂れさがるしずく。
つつつつ、ポトンっと落ちるみずみずしさ。
まさにその情景。
こう考えるとつつつつつと流れてくる水をイメージしたローズカットダイヤはやっぱりウルウルとした輝きっていうのがぴったりだな、なんて思うのです。

「桜水」。
薔薇を蒸留したものが薔薇水なら、桜を蒸留したら、出来るものが「桜水」ですが実際、桜はあまり香らないので「桜水」なるものは無いと思うのだけれど、もしそういうものがあったなら、その水が持っている内なる色は、こんな色なんじゃないだろうか。
桜色を幾重にも幾重にもかさねたような繊細なピンク。
凛とした透明感を保ちつつ、きりっと背筋が伸びたような発色。

そんな発色を持つ宝石が、このトップカラーのモルガナイト。
本来は溶けそうなほど淡いピンクが多いモルガナイトだけど、
このピンクはまさにピンクのベールを重ねてできたという色。
この発色だからこそサンプルはシャンパンゴールド、K18グリーンゴールドを選んだけれども、もっとピンクを楽しみたい方はホワイトゴールドやプラチナの地金がおすすめです。