レッドベリルとは、いわゆる「赤いエメラルド」で、アメリカのユタ州、 ワーワー鉱山のみで採掘されるストーンですが、現在は閉山している為新しいものは全く採掘されていないので 現在流通している物のみとなっておりまさに幻の宝石。

モース硬度は7.5～8と比較的高い方ではありますが、カットが非常に難しいという特徴があるため、さらに希少性に磨きがかかっています。
天然ベリルの特性上どうしてもインクルージョンは避けられませんが こちら、発色の良さとテリは充分に感じられるものとなっていて 透明感があり比較的綺麗なルースです。

ほんのり紫を含んだ可愛らしい色彩もとっても可愛らしいレッドベリル。
今回はレッドベリルとダイヤモンドを引き立てるストレートリングに仕立てました。

トップ部分、実は3mmほど高くして空間のある作りにしているので 指にはめてもサイドのまどから光が入り込むようになっています。

定番のデザインで邪魔をしないシンプルさですがレッドベリルが充分に輝く作りにしたのもこだわり。
レッドベリルが贅沢にダイヤモンドを両サイドに連ね「私が主役」と言わんばかりの様子。

毎日に馴染むリングであり、もちろん重ね付けもおすすめ。
稀少石を普段の生活のお供として身に着けられるなんてそんな贅沢はありません。