陽だまりであったり、新緑に包まれる空気だったり、暮れゆく時間の持つ切なさを感じさせる時間だったり。
様々な日時の豊かな時間の、そこに流れる空気をエスキース＝素描したかのようなカービングジュエリー。

カービングジュエリーの歴史は古く、 紀元前にさかのぼります。
16世紀初頭から18世紀半ばにかけてのムガル帝国時代では 天国を意味する「ジャンナ」または
「楽園の庭園」への想いが花のモチーフとなり、花のカービングが宝石に施されるようになりました。
緑豊かな宝石をお守りとして身に着けられるようになった歴史があります。

緑豊かな庭園に咲く満開のダリヤの花をモチーフにインドでカービングされたフローライト。
ダリヤの花言葉は＜気品＞。
まさに<楽園の庭園＞そのものの景色と空気を持つリングに仕立てあがりました。

大粒のボディに繊細な技法で丁寧に彫られたフラワーと鮮やかグリーンカラーが印象的な手元を演出。

サイドにあしらったのはピンクサファイア。
ピンク×グリーンカラーは補色カラーといって互いの色彩の良さをより引き立てる人気の組み合わせ。

フラワーカービング部分は鏡面仕上げでフクリン留め。
アーム部分には梨地テクスチャーが施され異素材の組み合わせもポイント。
トップに高さのあるリングですがフクリン留めは引っ掛かりもなく付け心地抜群のリングです。